用語集
発達障害の用語集
東北大学院卒の発達障害学習ノート
療育の現場や、学校・病院でよく出てくる言葉を、ひとつずつ解説するノートです。意味だけでなく、その言葉が子どもの「困りごと」とどうつながるか、家や学校でどう関われるかまで書いています。
診断名・特性
- 自閉スペクトラム症(ASD)人との関わり方と、こだわりや感じ方に特徴がある発達の特性。
- ADHD(注意欠如・多動症)不注意、多動、衝動性のどれかが目立つ、発達の特性。
- LD(学習障害)全体的な知的発達に遅れはないものの、読む・書く・計算するなどが極端に苦手。
- ディスレクシア(読み書き障害)全体的な知的発達に遅れはないものの、文字の読み書きが極端に苦手な特性。
- DCD(発達性協調運動障害)体の動かし方が、年齢のわりにとても不器用な特性。
- グレーゾーン診断はつかないが、特性による困りごとがある状態。
- 知的障害学ぶ力や生活の力の発達がゆっくりで、支えが必要になる状態。
- 二次障害失敗の積み重ねで、あとから生じる心の不調。
- 感覚過敏音・光・触感などを、人より強く感じてしまうこと。
- 場面緘黙家では話せるのに、学校など特定の場面では話せなくなること。
- チック本人の意思とは関係なく、突然くり返してしまう動きや声。
- かんしゃく・パニック感情や不安があふれて、自分でおさえられなくなる状態。
支援・制度
- 療育発達が気になる子の育ちを、生活の中で支える取り組み。
- 児童発達支援未就学の発達が気になる子が通う、福祉の療育サービス。
- 放課後等デイサービス学校のあとや休みの日に通う、就学中の子どものための福祉サービス。
- 通級指導教室(通級)普段は通常の学級で学び、一部の時間だけ別の場で受ける指導。
- 特別支援学級小中学校に置かれる、少人数で学ぶための学級。
- 合理的配慮障害のある人が困らないよう、状況に応じて行う調整や工夫。
- 個別支援計画一人ひとりの目標と支援の内容を書いた、事業所の計画書。
- 受給者証(通所受給者証)福祉サービスを使うために、市区町村が出す証明書。
- 児童発達支援管理責任者(児発管)事業所で個別支援計画づくりなどの責任を持つ専門職。
関わり方
- ABA(応用行動分析)行動の「前」と「後」を見て、できることを増やす考え方。
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)人との関わり方を、場面ごとに練習する取り組み。
- 構造化(TEACCH)場所・時間・やり方を、見てわかる形に整える支援。
- ペアレントトレーニング保護者が、子どもへの関わり方のコツを学ぶ講座。
- 感覚統合体の感覚を脳がまとめて使う働き。それを支える遊びの療法。
- 視覚支援絵・写真・文字などで、伝えたいことを目に見える形にする支援。
- 原始反射赤ちゃんが生まれつき持っている反射。成長とともに弱まり、目立たなくなる。
- コグトレ「見る・聞く・覚える・想像する」力を育てるトレーニング。
学び・勉強のつまずき
- 計算障害(ディスカリキュリア)数や計算の習得に、特別な難しさがある状態。
- 書字障害(ディスグラフィア)字を書くことに、特別な難しさがある状態。
- 板書が苦手(板書が間に合わない)黒板を写すのに時間がかかり、間に合わないこと。
- 宿題をしない(宿題ができない)宿題が進まない裏には、理由があることが多い。
考え方・検査
- ワーキングメモリ頭の中の「作業台」。覚えておきながら考える力のこと。
- 実行機能目標に向けて、計画し、衝動をおさえ、切りかえる頭の働き。
- 処理速度見た情報を、すばやく正確に処理する力。
- Nバック課題「N個前と同じ?」を答え続ける、ワーキングメモリの課題。
- WISC(ウィスク)子どもの知能検査。得意・苦手のバランスを見る道具。
- WISCの言語理解(VCI)ことばの知識と、ことばで考える力を見る指標。
- WISCの視空間(VSI)形や位置関係をとらえる力を見る指標。
- WISCの流動性推理(FRI)はじめての問題のきまりを見つける力を見る指標。
- WISCのワーキングメモリー(WMI)覚えながら考える力を見る指標。
- WISCの処理速度(PSI)簡単な作業を、速く正確にこなす力を見る指標。
- 田中ビネー知能検査日本で使われている、個別式の知能検査のひとつ。
- 自己肯定感「このままの自分でいい」と思える気持ち。
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